初出勤時の注意点

介護施設で初めて働く場合は、その施設について事前に詳しく調べて置くことが最も重要である。特に、どのような年齢層の利用者が使っている施設なのかであったり利用者の健康状態については、事前に把握しておく必要が大きい。利用者の年齢層が高いのであれば、日常生活を送るだけでも困難な状況にある利用者が多いだろう。そういった際に最も大切なのは、同じ介護施設で働く仲間との関係である。仲間と協力できるかが大事なのだ。
介護の仕事は体力的な負担も非常に大きいため、利用者を複数の職員でケアするというケースが頻繁にある。普段から職員同士で十分なコミュニケーションを取っておくのは、介護の現場で働くための最低限の条件だといえるのだ。特に、初めて介護施設へ出勤する時は、自己紹介の挨拶などのマナーには十分に注意するべきであろう。今まで介護の業界で働いた経験がある人であっても、初出勤となる現場では教えてもらうことは非常に多い。そこで、初出勤時にはその現場で働く先輩にしっかりと挨拶をし、職場でのルールや会社独自の介護に対する方針などを教えてもらうのが大切である。施設によっては、介護時のケア方法が特殊であったり、使用する機材なども大きく異なるようだ。そのため、機材の操作方法などを事前に教えてもらうのが重要といえる。
利用者が安心して生活を送れるか否かは、介護施設へ初めて出勤する際の印象にも関わってくるので、利用者に対しても丁寧な挨拶を心掛けるべきだろう。