初出勤時の注意点

介護の仕事は、人のケアを行う役割を担う。それだけに、身だしなみには十分に気を使う必要がある。適切な身なりを整えておかなければ、とうてい介護の仕事は務まらないだろう。介護施設への初出勤では、上司から身だしなみをチェックされる。不適切な身なりは問題があるため、あらかじめ重要なポイントを知っておきたい。
備えておきたいのが、指先のケアである。女性は特に、ファッションのため爪を伸ばしたりネイル装飾を施している場合があるだろう。しかし、爪が長かったり装飾があると、介護の仕事では問題が生じるのだ。作業中に爪が割れてしまったり、要介護者を傷つけてしまうことになりかねない。そのため、介護施設への初出勤に備えて、爪先のケアは十分に心がけておくべきである。長すぎず短すぎない長さがベストだ。定期的に指先をチェックし、爪が伸びすぎていないかどうかの確認も重要といえる。また、髪についてもあまり長すぎると、介護業務の妨げとなるだろう。髪をまとめるか短くした方が、仕事で作業がしやすい。派手なヘアカラーリングは、できるだけ控えるべきである。多少のカラーリングは問題ないものの、奇抜な配色はあまり望ましくない。あまりに度が過ぎる場合は、介護の現場責任者から注意されることもある。加えて、ファッションで身につけるアクセサリーは、介護業務の前にはずしておくのがマナーだ。作業に専念できるようになり、周りの人をうっかり傷つけずに済むだろう。